Last Updated: 22 May 2010
夢をもつ若者が少なくなっている
こんな社会では夢なんてもてない、そういう若者がふえている
充たされすぎるとそうなるのか
われわれの祖先は厳しい時代を過ごしてきた
否、今の時代のほうが厳しい、そういうひともいるだろう
自ら命を絶つ若者がふえている
こんな時代に生きても仕様がない、そういう若者がふえている
生を実感しないとそうなるのか
生きることだけに精いっぱいのひとがいる
そういうひとに命を絶つことを考える余裕はない
幕末という時代があった
志をもつ人びとがいた
佐幕、倒幕、いずれも己の志が正しいという信念をもっていた
正しいと信じ誠を尽くした
志半ばで斃されるひともいた
われわれは斃されることはない
打ちのめされることはあっても、何度でもやりなおせる
志とまではいわないが、夢をもってしっかりと生きていきたい
このサイトで勇気づけられるひとが一人でもいたら幸いである
幕末紀行人
高杉晋作の辞世の句です。下の句は野村望東尼がつけたと言われています。
「つまらないこの世も心がけ次第でおもしろくなる」と、私は解釈しています。