銀色夏生作品紹介へようこそ

東日本大震災により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

Collection of poems ROMANCE

Natsuo Giniro Fan site / since 2001.

銀色夏生さんの本

すみわたる夜空のような すみわたる夜空のような
銀色夏生(ギンイロ ナツヲ)

希望することに対して胸を躍らせていた

これからという日々は 失望に対しても
胸を躍らせる視点というものを  みつけだす日々かもしれない
(当作品からの引用)

毎日は次につなげる自身の訓練のように思います。負の働きを前に泣くことがあったら、そろそろ自分を静かに見る好機なのかもしれない。プラスに転じる知恵はその積み重ねで得ていくように思います。読み終わってさっぱりした感覚が心地いい一冊です。

■BOOK 詩集 すみわたる夜空のような
発行所:株式会社 角川書店
初版発行日:平成17年2月25日

こころのこぶた こころのこぶた
銀色夏生(ギンイロ ナツヲ)

保留 -保留 判断を保留 判断しない-

保留。判断を保留。しばらく置いておく。判断しない。
判断しない、ということはどういうことなのだろうと、
私はずっと、よくわからないでいた。
それは、決めつけない、ということ。
パッと見、いいとか、悪いとか、つい思ってしまうけど、
そうするのではなく、その前に、そうかな?と思うこと。
そうかな?と思うことの大事さが、私は今はわかります。
本当に、なにもかもが、本当にそうかな?って、思う。
違うかもしれない。
違うとしたら、どんな可能性があるだろうと。
そのわずかな踏みとどまりが、限りない解放を連れてくるかもしれない。
判断しないでおくということは、重要です。
(当作品からの引用)


銀色さんが選んだ50の言葉のカードと、それについて書かれてる本がセットになっています。一枚パッと選んだのが「保留」で、思わずくすっと笑ってしまいました。一日に一枚とって、今の自分を見るいいきっかけになります。イラストがたまらなくかわいいです。

■BOOK 銀色夏生の毎日を生きやすくする言葉カード こころのこぶた
出版社: ヴォイス
初版発行日:2011年9月9日