銀色夏生さんの本
すみわたる夜空のような
銀色夏生(ギンイロ ナツヲ)
希望することに対して胸を躍らせていた
これからという日々は 失望に対しても
胸を躍らせる視点というものを
みつけだす日々かもしれない
(当作品からの引用)
毎日は次につなげる自身の訓練のように思います。負の働きを前に泣くことがあったら、そろそろ自分を静かに見る好機なのかもしれない。プラスに転じる知恵はその積み重ねで得ていくように思います。読み終わってさっぱりした感覚が心地いい一冊です。
■BOOK 詩集 すみわたる夜空のような
発行所:株式会社 角川書店
初版発行日:平成17年2月25日
こころのこぶた
銀色夏生(ギンイロ ナツヲ)
保留 -保留 判断を保留 判断しない-
保留。判断を保留。しばらく置いておく。判断しない。
判断しない、ということはどういうことなのだろうと、
私はずっと、よくわからないでいた。
それは、決めつけない、ということ。
パッと見、いいとか、悪いとか、つい思ってしまうけど、
そうするのではなく、その前に、そうかな?と思うこと。
そうかな?と思うことの大事さが、私は今はわかります。
本当に、なにもかもが、本当にそうかな?って、思う。
違うかもしれない。
違うとしたら、どんな可能性があるだろうと。
そのわずかな踏みとどまりが、限りない解放を連れてくるかもしれない。
判断しないでおくということは、重要です。
(当作品からの引用)
銀色さんが選んだ50の言葉のカードと、それについて書かれてる本がセットになっています。一枚パッと選んだのが「保留」で、思わずくすっと笑ってしまいました。一日に一枚とって、今の自分を見るいいきっかけになります。イラストがたまらなくかわいいです。
■BOOK 銀色夏生の毎日を生きやすくする言葉カード こころのこぶた
出版社: ヴォイス
初版発行日:2011年9月9日